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レドンド・ユニオン・ハイスクールはロサンゼルス郊外の小高い丘に位置する美しい高校です。レンガの赤を基調に、壁の白、植え込みの緑がカリフォルニアの日差しの元くっきりとコントラストを作り出し、明るい雰囲気を漂わせます。建物だけでなく、先生も生徒もみな健康的で気持ちよい印象を受けます。
教育に対しても先進的で、学校で使え家にも持ち帰れるラップトップ・コンピュータの導入について97年春に検討を開始し、1年後には試験的に導入していたそうです。
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あちこちの教室の天井に赤外線のポートが設けられ、ラップトップのふたを開けると同時にオンラインに接続。「宿題もEメールで先生に送るんです。先生もEメールで返事くれて、それにまた返事を書いたり。楽しいよ」と話すのはシャノン。
ふだんの生活でもインターネットを駆使しているそうで、ジュリアは「遠くの人とやりとりできるのが楽しいな。韓国に住む親戚と韓国語でEメールをやりとりもするんですよ」と話してくれました。
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| 「授業の進行が早くなりました。以前は『図書館で調べてきなさい』と翌日までの宿題にしていたことが、その場で検索できるのですから」テクニカル担当のパット先生は言います。「それに生徒たちはコンピュータの存在を意識しなくなっています。日常的で、あって当たり前のものに変わったのです」。進路指導のシャノン先生もこう言います。「このラップトップ・コンピュータは生徒たちに自信を与え、先生たちは今まで以上に工夫をこらすようになっています。その結果先生と生徒の関係を近づけ、また生徒と親、学校と親、全ての心理的な距離を近づけているように思います」
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「コードが不要で壊れにくく、バッテリーの長持ちするものを」ということで選ばれたラップトップは滅多に故障しませんが、生徒がソフトウェアに無理な要求をするなどメンテナンスが必要になることもあります。そんな時この部屋に送られてきます。ここでは専門のスタッフの他、高学年のコンピュータ好きの生徒たちがメンテナンスを手伝いに来たりします。
またここにはサーバがあって、全てのラップトップの様子を見ることができます。だから時にはこの部屋から授業中の先生に向かって「ジョージのラップトップの電源がオフだけど知ってる？」なんて連絡が行くこともあります。
Internet Generationが舞台の学園ドラマには新しい小道具が加わるに違いありません。（敬称略）
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